こんにちは!
気象予報士のMasakiです。
台風11号2014は温帯低気圧へと変わりました。
台風というのは、海上から得られる
水蒸気というのを
エネルギーとしています。
温帯低気圧は、冷気と暖気が入り混じることによって生じる力を
エネルギー源としています。
温帯低気圧に変わったといったからと言って
安心していいわけではありません。
本日は、関東地方はよく晴れましたが
太平洋高気圧の勢力がそれほど大きくないため
温帯低気圧に向かって
南から、暖かく湿った空気が流れ込みやすくなっています。
また、温帯低気圧から延びる寒冷前線が
これから東日本にまで進んでくる恐れもありますので
不安定な天気が続くと考えられます。
台風11号から変わった温帯低気圧は北へ向けて進んでいます。
しかし、等圧線の感覚が狭い北海道や北日本では風が引き続き強くなっています。
上の動画をご覧いただいてもわかると思いますが
北海道には、次々と南からの湿った空気が流れているのがわかりますね。
ですから、雨が続いたということになります。
これまで台風11号の進路予想を更新させていただきました。
台風13号(すでに日本のはるか東で発生中)
以降の情報も更新していきますので
どうぞこちらのブログを今後ともよろしくお願いいたします。
【台風の不思議をわかりやすく解説!!】
■ どうして台風は日本に向かってくるの?
■ 誰でもわかる、台風の進路予想図の見方
■ 台風と熱帯低気圧の違いって?
※台風10号の進路予想図は最新の観測値にもとづいて随時更新されますので気象庁のHPで最新の台風8号2014の進路予想図は必ず確認してください。
気象庁台風情報:
http://www.jma.go.jp/jp/typh/typh5.html
米軍台風予想(JTWC):
http://www.usno.navy.mil/JTWC/
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2014-08-11 23:11
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