こんにちは！
気象予報士のMasakiです。
台風１２号が、予想通り東寄りに進路をゆっくりと変えていますね。
台風１１号はその後に続いてたんたんと日本列島を狙っています。
では
台風１１号２０１４の進路予想の最新８月２日２１時発表をお送ります。
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台風１２号が北上して東向きにゆっくりと進路を変えています。
西日本を中心に激しい雨をもたらしていますが
台風直撃の被害までには至りませんでした。
しかし問題は台風１１号です。
台風１２号は、
さあ、行ってくれ！！
といわんばかりに台風１１号の
日本列島への道しるべとなりそうです。
天気図を見てみましょう。
ご覧のように、台風１１号２０１４が日本に近づいていまいりました。
台風の動きに影響するのが上空の風の流れです。
５７００メートル付近の
高層天気図というものをプロは見ます。
この天気図は地上の天気のいわば骨組みです。
つい先日まで日本付近を覆っていた高層の高気圧が
勢力を弱めていますよね。
これは、台風１２号の影響です。
台風は、このこの高層の高気圧の周りをまわりますので
今の状態だと
台風１１号は、台風１２号のような進路を通らないと考えられます。
こちらは、
米軍の台風１１号２０１４の進路予想。
気象庁発表とほぼ変わらずか、やや東寄りの進路を取っています。
台風が近づいたら外出厳禁！！
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気象庁は、GSMモデルという数値予報で台風の動きを計算しています。
そのモデルによると実は
台風１１号は９日の朝に九州に直撃して
日本列島の北側に沿うように進むと予想されているのですよ。
（あくまで数値予想です）
台風の予想発表というのは
防災上重大な発表ですので
気象業務法というなかで
厳しい規制があります。
ですので、あいまいな言い方になりますが
台風１１号２０１４は台風１２号のようにはいかない
と言えそうです。今のところです。
それをふまえて、台風１１号２０１４の進路状況を見る必要があります。
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2014-08-02 23:07
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